こんにちは、結婚相談所 Story Teller の大村です。
結婚相談所に入会しようと検索しても、相談所がたくさんありすぎてどこを選べばいいのか迷ってしまいますよね？
なかには、相談所をテキトーに選んでしまい、「もっとちゃんと調べればよかった…」と後悔してしまっている方もいるのではないでしょうか？
そこで本記事では、自身もIBJで婚活し成婚したカウンセラーの大村俊哉が、自分の経験も踏まえて、「失敗しない結婚相談所の選び方」について解説します。
Googleで「結婚相談所」と検索すると、「結婚相談所 おすすめ」「結婚相談所 口コミ」「結婚相談所 ランキング」などが関連ワードとして表示されて、たくさんの口コミサイトやランキングサイトにヒットします。
結婚相談所の活動費用は決して安くはありませんから、口コミが良い相談所やランキング上位の相談所を探してしまいたくなる気持ちは理解できます。しかし、ネット上の口コミは匿名なので、誰でも簡単に書き込みができてしまいます。
カウンセラー本人が、自分の相談所を「カウンセラーは親身に相談に乗ってくれて、素敵なパートナーと成婚できました。最高の相談所です！」なんて持ち上げる内容を書き込めますし、ライバル相談所のことを「全くサポートしてくれずに退会しました。最悪の相談所です。」と誹謗中傷を書き込むこともできます。
また、口コミサイトやランキングサイトの大半がアフィリエイトサイトです。アフィリエイトとは、サイトを見た人が資料請求をしたり、無料相談を予約したりすると、サイトの運営者に報酬が支払われる仕組みです。だから、アフィリエイトサイトは、広告宣伝費に莫大な資金を注ぎ込むことができる大規模な相談所が必ずランキング上位に掲載されるのです。
結婚相談所選びでは、他人の評価ではなくあなた自身の直観を大切にしてください。
婚活費用を少しでも抑えたいから、できるだけ料金が安い相談所を選びたいと考えるのは当然です。しかし、いくら料金が安くても、サービスの質が悪くて結婚できなかったら元も子もありませんよね？
一概には言えませんが、料金設定が安い結婚相談所は、その分サポート体制が薄い可能性があります。格安の相談所に入ったら、入会後は放置されたという話をよく耳にします。とにかく集客にばかり力を入れていて、カウンセラーが手一杯の数の会員を抱えているという状況では、当然サポートは手薄になってしまいます。自分ひとりで活動しても成功するという自信がある人は、とにかく金額だけを比較して結婚相談所を探してもかまいませんが、困ったときに相談に乗ってほしい、辛いときに寄り添ってほしいという方は、少し費用が高くてもサービス内容が充実した相談所を選んだ方が良いでしょう。
一方で、料金が高ければ100％結婚できるという保証があるわけではありません。どれだけサポート体制が整っていても、相談所の方針やカウンセラーとの相性が合わなければ、成婚は難しくなってしまいます。また、残念ながら、費用が高いにも関わらず、サポート体制が全然充実していない相談所もあります。
料金も重要ですが、一番大切なのは、相談所が提供するサービスがあなたを満足させることができるかです。
なお、結婚相談所の料金体系については、こちらの記事も参考にしてください。
結婚相談所に入会したからといって100％結婚できるわけではないとはいえ、せっかく高いお金を払って活動する以上、少しでも結婚できる確率が高い相談所を選びたいですよね？ですから、つい「当相談所は、成婚率90％です！」と成婚率の高さを売り文句する相談所で活動したいと考えたくなります。
しかし、実はこの「成婚率」という用語は、業界でも定義が決まっておらず、計算方法は相談所によってバラバラなのです。
例えば、会員数100人、退会者20人（成婚退会者10人、途中退会者10人）の相談所があるとします。
このように、数字のトリックで成婚率は大きく変動してしまいます。ちなみに、経済産業省が2006年に実施した調査では、計算例①を用いて計算したところ、結婚相談所で活動した人の成婚率は男性8.4%、女性10.1％でした。したがって、「成婚率90％」など、あまりにも高すぎる成婚率を掲げているところは、数字のトリックで会員を集めている可能性を疑ってください。
また、そもそもですが、過去に他人が成婚できた確率に一体何の意味があるのでしょうか？その相談所で成婚できた人も成婚できなかった人も現在活動している人も、あなたとは性別、容姿、年齢、年収、性格、お相手への希望条件が異なる人たちです。その相談所の成婚率が過去に90％だったとして、あなたが成婚できる確率が90％と言えるでしょうか？
Story Tellerでは、常に誠実であることをモットーにしているので、お客さまを惑わせないように、成婚率は公表いたしません。
では、どうすれば良い結婚相談所選びができるのかについては、長くなってしまったので、また次回解説いたします。
このブログを読んで興味を持っていただけた方は、ぜひ下記の連絡先へお問い合わせください。